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クジラ日記

2000 5/13 和歌山県・那智勝浦町


午前が狙い目!?

 さあ、今年2回目の和歌山に挑戦です!前回(4/29)は午後便しかなく、あいにく強風のため欠航になってしまいましたが、今回は、午前と午後の両方予約しておきました。このところ、午後から風が強まることが多く、午前のほうが出航できる可能性が高いということです。この日も、やはり午後は欠航になってしまいました。

 南紀マリンさんにマッコウの状況を伺ったところ、GWの連休中は、ほぼ毎日マッコウに会えていたということでした。中でも5/6の午後は、20頭あまりのマッコウたちが群れになって、かたまっていて、3隻出ていたウォッチング船それぞれに、身体をこすり付けるように擦り寄ってきたそうです。こんな話しを聞くと、めちゃめちゃ悔しくなってしまいます。(^^ゞ

 その後、マッコウたちは離れていってしまったのか、この1週間は一度もマッコウに会えてないということでした。ただ5/12には、比較的近い場所で、漁船がマッコウクジラ2頭を見つけたそうなのです。しかし、ウォッチング船はそのマッコウクジラを発見できなかったということでした。


ハンドウイルカ発見!

 やっぱりマッコウを発見するのは難しいのか・・・と思いながら、出航しました。この日は、漁師さんからのマッコウ情報がなかったので、自力で探さなければいけませんでした。出航してから30分ほど経ったとき、船長さんがイルカの群れを見つけてくれました。ハンドウイルカです!
ハンドウイルカ
 僕自身、和歌山の海でハンドウイルカに出会うことは、ほとんどありませんでしたので、久しぶりにハンドウイルカたちの元気な姿を見ることができて、とても嬉しかったです。和歌山ではイルカ漁をしているせいもあってか、船にはなかなか近寄ってくれませんでしたが、力強いジャンプを見せてくれました。

 しばらくこのイルカたちを観察した後、さらに沖に向かってクジラを探しに出発しました。沖に向かいながら船を走らせていると、船の横にプカプカ浮いている物体を発見しました。遠くから見ていたら、茶色かったので、海草かな?と思ったのですが、近づくと、もそもそ動き出したので、あれっと思ってよく見ると、なんと海ガメでした。カメさんは船がそばに来るとすぐに潜ってしまいましたが、思わぬ発見をすることができて、嬉しかったです。


カツオ入れ食い

ハンドウイルカ その後、沖に向かってどんどん船を走らせましたが、一向にマッコウクジラを発見したという情報は入ってきません。この日は、ウォッチング船が1隻のみで出発していたため、自分たちだけでクジラを見つけるのは至難の技なのです。情報が得られなければ、クジラを見つけるのは、かなり難しい状況でした。

 沖に出ると、かなり広い範囲に鳥山が広がっていて、あたりにはカツオ漁の船もたくさん出ていました。しかし、カツオの喰いつきが悪いらしく、無線からは漁師さんのグチばかりが聞こえてきました。それでも鳥山がたくさんあったので、僕たちの船も疑似餌を船の後ろに流して、トローリングを試みました。

 最初のうちは、まったくカツオが釣れる気配はありませんでしたが、鳥山地帯を超え、漁師さんの船がまばらになったころ、突然カツオが釣れ始めました!それも1匹や2匹じゃありません。カツオを引き上げた後、仕掛けを流すと、すぐにまたカツオがかかるのです。そんなこんなで、全部で10匹あまりもカツオが釣れました!釣り上げる人(ちいさなお子さんも、すごく頑張っていました。)も船長さんも大忙しです。おまけにキントキ(キハダマグロの子供)も1匹釣れました。今までも2、3匹釣れることはたまにありましたが、こんなにも大漁なのは初めてです。

 今回は、カツオが本当にたくさん釣れたので、みんな大はしゃぎでした。結局クジラは見れなかったけれど、カツオを釣り上げる貴重な体験ができて、とても楽しかったです。もちろん釣ったカツオは帰港した後、船長さんが自らさばいてくれ、本当に新鮮なカツオやマグロのお刺身をいただくことができました。やっぱり釣ったばかりのお魚は最高です!すごく美味しかったなあ、ありがとう船長さん。(^^)

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