水


クジラ日記

2007 4/8 和歌山県・那智勝浦町
船長: 米川 亮治


 4月から始まった今年の南紀のクジラウォッチング。早速今年の初ウォッチングに出かけてきました。すでに船長からマッコウがたくさん来ているという話を聞かされており、自ずと期待も膨らみます。しかしこの日は残念ながら漁船からのクジラ情報がなく、クジラを探すのは結構大変かと思われたのですが・・・

 意外とあっさり見つかりました、マッコウクジラ!最初に見たのは12mくらいはあると思われる雄のマッコウ。結構大きくて他のお客さんも興奮しておられました。その後もその周辺海域で、次から次へとマッコウを計10頭くらい見ることができました。中には15mくらいの大マッコウも間近で見ることができ、かなりの迫力でした。

 マッコウを見て満足していると今度は清丸(ウォッチング船)からスジイルカの情報が!あまり頭数は多くなかったのですが、元気に泳ぎ回るイルカたちの姿にまた嬉しさが込み上げてきました。

 そして港に帰る途中にはカズハゴンドウの大群に遭遇し、360度どっちをみてもカズハがいるなんていう体験もできました。今年は初っ端から本当に素晴らしいウォッチングができて幸先のいいスタートを切ることができました。ほとんど毎日クジラの情報が入っている今はクジラを見るには絶好のチャンスだと思います。ぜひみなさんも南紀へ足を運んで、大興奮のクジラウォッチングを楽しんできてください!


以下の写真は、全てこの日に撮影しました。

約1年ぶりにマッコウに会うことができて大興奮です!
しかも結構大きい(12mくらい?)雄のマッコウクジラでした。
米川船長もお元気そうで、今年も高台の上から
一生懸命クジラを探してくれていました。
光の加減でブローに虹が架かることがあります。
次から次へとたくさんのマッコウに接近することができました。
この日見た中で1番大きなマッコウです。
15mくらいあったかもしれません。悠々と泳いでいました。
フルークアップも何度も目にすることができました。
やはりこの瞬間が一番心奪われます。
マッコウを見た後は、スジイルカの群れ、そして帰り際には
なんとカズハゴンドウの大群にも会うことができました。



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