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2000 2/13 三重県・南島町古和浦


 とびうおメンバー集まる

 3連休の最終日も、もちろんシーカヤック!またまた「さらくわ」にやってきました。今回は、前回の「とびうお企画」で、ケガのために漕げなかった渡辺さんと、さらくわのオーナー瀧さん、トンネル工事人の川崎さん、そして暮野さんという、いつもより多い人数で漕ぎに出ました。

 しゅっぱーつ!ちなみに「とびうお」というのは、伊勢志摩を拠点に活動しているシーカヤック倶楽部の名前です。とは言っても、去年の年末に発足したばかりの、出来たてほやほやのクラブです。前回1月にも、とびうお初の企画を、ここ「さらくわ」でおこないました。とびうお鍋と称された鍋を囲み、みんなで「とびうお」の発足を祝いました。

 さて、残念ながらこの日は風が強く、あまり遠出するのは危険だろうということで、古和浦湾の中ほどにある灯台付近で様子を見ることにしました。灯台の向かいの浜に上陸し、おやつをつまみながら、みんなでのんびりと語らいました。


カヤックひとり、どこへ行く!?

 上陸してしばらくすると、風がどんどん強くなってきました。瀧さんによると、ちょうどこのあたりは、風の抜け道になっているらしいということでした。一瞬、ひときわ強い風が吹いたかと思うと、次の瞬間、僕の目の前をターコイズカラーのカヤック(ある人はタコショアラインなどと呼んでいる)が、するするするーっと砂利浜の斜面を滑り落ちていきました!暮野さんのカヤックが海に向かって一直線なのです!なんとか暮野さんは、カヤックに追いつき、無事連れ戻すことができましたが、あまりに一瞬の出来事にしばし呆然としてしまいました。

 20kg以上もあるシーカヤックが、こんなにもあっさりと風に持っていかれてしまうとは、今まで川崎さん、ぼのさん、渡辺さん、瀧さん思ってもみませんでした。本当に風の力って恐いです。海の上にいるときはもちろんだけど、これからは上陸しているときもカヤックが飛んでいってしまわないように、十分気をつけようと思いました。今回は笑い話ですみましたが、一度風に流されてしまったカヤックに、泳いで追いつくなんて不可能ですものね。想像してみると、ひじょーに恐ろしいことです。

 この日は、浜からエビ漁船が出港していくのを見送りました。結構船の数が多いので、遠くから見ても迫力がありました。風も強くなってきたので、結局それ以上沖へは漕ぎ出さずに、さらくわに戻ることにしました。それにしてもみなさん、やはり漕ぎなれているだけあって速いです。僕と暮野さんも早く追いつけるように頑張ろうっと。

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