ついに「鳥羽〜神島カヌートライアル」に次ぐカヌーイベントが、今年から五ヶ所湾で始まります。その名も「五ヶ所湾シーカヤックマラソン」！熊野灘沿いの入り組んだ静かな入り江“五ヶ所湾”を漕ぎ進むレースイベントです。本大会は６月開催に決まりましたが、今回そのプレイベントが行われました。 　僕自身、レースは初めての経験だったので、少しドキドキです。レース参加者は県内の人を中心に１２名。距離は約１８ｋｍ。湾の一番奥側から漕ぎはじめ、湾の出口付近にあるブイを旋回して、スタート地点に戻ってくるという、とてもシンプルなコースでした。一般的にシーカヤックは船の長さが長い方が進む速度は速くなります。今回は船の長さに応じてハンディをつけるというルールでした。 　あいにくこの日は、朝から雨。ちょっとつらい状況でしたが、風は許容範囲でしたので、レース決行となりました。スタート前の海上には不思議な緊張感が漂います。スタートの笛が鳴り響き、カヤックが一斉に出発しました。最初一塊だったカヤックの集団も、あっという間に差が開いていきました。焦っても仕方がないので、とにかく自分のペースで最後まで漕ぎつづけることにしました。まさにマラソンです。(^^ゞ　 　船に乗る前は寒かったので、少し厚着しましたが、これが大誤算。漕ぎ始めると、あっという間に汗をかいてしまい、暑い暑い。少し風がある方が、涼しくて漕ぎやすいです。僕がちょうど折り返し地点に到着した時間が、スタートから約１時間。先に折り返してきた友人が、頑張れー！と声をかけてくれます。湾口付近は、風も強く、波に阻まれ船を思うように進めることができません。それでも不安なく乗れたのは、何度も乗ってきたショアラインのおかげでしょう。 　帰りは、向かい風の中をゆっくりとしたストロークで戻ります。向かい風で漕いでいると、パドルが水をつかまえる感覚が、さらに強く感じられ、カヤックがぐんぐん進むような気になります。突然の大雨と波しぶきにつかまったりましましたが、ずっと前の方に見える小さなゼッケンを追ってひたすら漕ぎつづけました。スタッフの人も時おり、ボートから励ましてくれます。 　最後はちょっとバテてしまいましたが、なんとか無事ゴール！往復約２時間。こんなに長い間、漕ぎ続けたことはなかったので、さすがに疲れてしまいました。でも、少し自信もつきましたし、いい経験になりました。レース終了後は、地元の人たちといっしょにバーべキューパーティも催され、すばらしいご馳走を囲みながら、みんなで健闘をたたえ合いました。ところで順位？それは・・・ひ・み・つ。(^^ゞ

もう３月です。風さえなければ随分暖かくなってきました。いよいよカヤックのシーズンの始まりです。早速３/２５には、「五ヶ所湾シーカヤックマラソン（プレ大会）」が行われることになりました。考えてみると去年一年間、ツーリングにはちょこちょこ通っていたのですが、講習は１度も受けていないことに気付きました。これではマズイということで、パドルコーストのレベルアップ講習に参加することにしました。今回はターン編です。 　この日は少し風がきつかったので、いつもの場所を変更して場所移動。奈屋浦漁港奥の静かな入り江に入りました。時おり吹き抜ける強風にあおられながらも、カヤックを動かすコツを学びました。大切なのはパドルで水を掻くことではなく、パドルで水をつかまえつつ、身体を回転させること。そして足の踏ん張りがポイントだということもわかりました。 　ツーリングしていただけでは、気づかなかったことも、あらためてコーチしてもらうと、なるほどと思えてきます。以前も１度同じ講習を受けましたが、少しカヤックに慣れてからまた講習を受けると、さらによくわかります。今回は本当に勉強になりました。またひとつカヤックが好きになったようです。(^-^)

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2001　3/11　三重県・南島町古和浦
湾内ツーリング　

１ヶ月ぶりのツーリングは、やはり“さらくわ”です。前日の雨の影響か、ちょっと風がきつく感じられました。あまり無理をせず、のんびり写真を撮りながら一人で漕ぎ出しました。一人で漕ぐのは、ちょっと寂しいですが、海鳥たちを観察しているだけでも、結構楽しめたりします。 　お昼は座佐に上陸。お湯を沸かしつつ、サンドイッチをかじりました。しかし風が強いため、なかなかお湯が沸きません。(;_;)　やっとお湯が沸いたころ、なんと西山さん登場！ひとりぼっちで寒い思いをしていたので、とっても嬉しかったです。 　座佐の裏の池では、うぐいすの声が響いていました。もう春なのですね〜。帰りは２人で少し湾の外に向かって漕ぎ進みましたが、結構風が強くなってきたので、引き返すことにしました。やはり風の中を漕ぐのはつらいです。前回も強風だったし、最近ちょっとついてないかも・・・。次のツーリングはよい陽気になることを祈りましょ。