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2001 4/22 三重県・南島町古和浦
強風!座佐までツーリング with 森田くんパーティ


 朝からすごい強風に見舞われたこの日。さらくわに到着すると、パドルコーストの初心者レッスンが行われていました。誰か来ないかな〜と思って、しばらく待っていましたが、誰も来なかったので、一人で出発することにしました。さらくわの前の海にも、時おり強風が吹き込んできます。油断すると風にあおられてひっくり返ってしまいそうです。冷や冷や・・・。

 少し身体を動かした後、とりあえず座佐に向かって漕いでみることにしました。風は強いですが、なんとか行けそうな感じです。灯台を越え、釣り筏の前を進みながら漕ぎ進みましたが、追い風に押されて、舟がどんどん沖に向かって流されていきます。振り返ると、海面が真っ白になって風が襲ってきます。これは、ちょっとやばいと思い、座佐まで行かずに引き返すことにしました。

 襲い来る向かい風!あまりにも風が強くて、パドルを上げると風を受けてひっくり返りそうになってしまいます。ここはひたすら我慢で、風が弱まったときに必死に漕いでいました。一人だと何かあったときに、自分の身は自分で守らなければなりません。ドキドキしながら、今日はおとなししていようと帰っていくと・・・おおっ、森田くんのパーティがやってくるではありませんか!なんと座佐まで行くとのこと。僕はかなりビビリが入っていたのですが、森田君と一緒ならとついていくことにしました。

 森田くんは漕ぎながら、ポイントポイントで、地形による風の流れや、漕ぐときのコツなど、参考になることをいろいろ教えてくれます。何も考えずに漕いでいる僕には、目からウロコでした。風の日は、岩場のかげに入って漕げば、風の影響を受けにくいとか、本当に身体でよくわかりました。

 なんとか座佐に到着し、風除けを作って、森田くんたちの持ってきたバーベキューをご馳走してもらっちゃいました。あ〜考えてみると、いつもご馳走してもらってばかり。なんだか申し訳ないです。でも美味しかった〜。お肉ににんにく揚げ、焼きなすに焼きおにぎり。フルコースでいただいちゃいました。(^^ゞ 非常に楽しいひとときでしたが、時おりふと海に目をやると、白波がバンバン浜に向かって流れ込んできています。こんな状況は初めてだったので、帰れるのかしらと内心かなり冷や冷やしていました。

 しかし、そこはさすが森田くん。ちゃんとここ一週間の風の動きを見ていて、夕凪の時間(3時半ころ)もばっちり当ててくれました。座佐を出るときは、風もずいぶん収まっていて、安心して出発を迎えることができました。帰りも、岩場の影を通って、向かい風と戦いながら漕ぎ進みました。斜め前から風が来るときは、少しリーンさせながら漕ぐと楽だと教えてもらいました。でも船を傾けるのはちょっと恐いです。

 帰りは、ミズクラゲの大群を水面下に見ながら、黙々と漕ぎ進みました。強い向かい風の中では、漕ぐのをやめて船が止まってしまうと、次に漕ぎ出すときすごい抵抗があるので、かえってしんどかったりします。多少風があっても、常に漕ぎつづけて、船を前に進めたほうが楽だということがわかりました。今回は、森田くんたちといっしょに漕げたおかげで、非常に勉強になりました。ぜひまたいっしょに漕ぎたいものです。というか漕いでくださ〜い。(^^ゞ




2001 4/15 三重県・南島町古和浦〜芦浜
久々!芦浜ツーリング


 キャンプの後、愛知&大阪方面から来たみなさんたちは、お昼頃には出発するということで、この日は漕がなかったのですが、地元の“とびうお”勢は、すばらしい青空に誘われて、やはり海に出てしまいました。(^-^) いっしょに残った Sea to Sea の浜さんと、molamola の船井さんもいっしょに出発です!本当にいいお天気で、昨日とは海の色が全然違います。気分も断然、盛り上がってきました!

 逆光で、海がきらきらと輝いて見えます。お昼ご飯を持ってこなかったため、昼頃にはさらくわに戻るつもりだったのですが、あまりにもすばらしい陽気だったので、芦浜の方に向かってちょっと漕いでみようということになりました。さすがに古和浦湾を出ると、波が全然違いましたが、一人じゃないので、安心して漕ぐことができました。じつはちょっとドキドキもしましたが・・・。
青空の古和浦
 そんなこんなで、芦浜までたどり着いてしまいました。今年初めての芦浜です!上陸時に思いっきり波に乗ってしまいましたが、無事?上陸。ちょっと森の奥まで散策です。山小屋?のあるところで休憩。どこからか汲み出している湧き水で喉を潤しました。帰りは、芦浜の裏にある池の淵で一休み。池の周りから小鳥の鳴き声が聞こえてきます。あまりに気持ちよくって寝ていきそうになりました。(^^ゞ

 芦浜を後にして、海岸沿いに古和浦へ戻りました。僕は結構岩場寄りに漕いでいたのですが、ふと沖寄りを漕いでいる渡辺さんのほうを見ると、魚がばちゃんばちゃん飛び跳ねています。あの飛び方からして、ボラかなと思いましたが、あれだけ飛んでいるということは、きっとすごい大群のボラが通過していたのでしょう。後で渡辺さんに聞いたところ、やはりボラの群れに囲まれていたらしいです。しかもボラたちは、器用にカヤックを避けて泳いでいったそうです。なかなか見応えがあったことでしょう。

 帰りは、座佐に西山さんを一人残して、さらくわに戻りました。久々にいい天気に恵まれ、爽快なツーリングになりました。今年は“とびうお”ツーリングいっぱいやりましょう!!(^-^)



2001 4/14 三重県・南島町古和浦
湾内ツーリング&さらキャン



 今年初めてのキャンプツーリングです!座佐でキャンプをするという案もあったのですが、諸所の事情により、ロッジさらくわのキャンプスペースをお借りして、キャンプすることになりました。ロッジさらくわには、屋根のついたバーベキュースペースもあります。そこでは流しも使えるので、本当にありがたいのです。

 午前中にさらくわに集合し、湾内ツーリングに出かけました。僕の所属するクラブ“とびうお”の他に、Sea to Sea や DACC といったおなじみのメンバーが揃いました。中には今年の初漕ぎの人もいたりして、みんなでのんびりと座佐のほうに向かいました。天気は曇っていましたが、海は穏やかで快適に漕ぐことができました。
座佐へ向かう
 座佐に上陸し、お昼ご飯を食べました。こばんざめ中西さん特製のお魚のづけが振舞われます。これは絶品です。おしゃべりした後、少し漕いで遊ぼうということになりました。ただ一人、DACCの成瀬さんだけは、キス釣りに夢中になっていました。(^^ゞ 座佐から少し湾の外に向かって漕ぎ出すと、南から湾の中に向かって風が吹き込んでいました。こんなときは、みんな一斉にサーフィン大会です。みんな気持ちよく波に乗って遊んでいましたが、僕はコツがよくわからず、真似をしていっしょに遊んでいました。

 サーフィンで遊んだ後、のんびり漕いでさらくわに戻りました。さらくわに戻ると、豊島さんがワイルドウォーターを持ってきてくれました。非常に特殊なカヌーで、激流下りのために作られたらしいです。さあ、珍しいワイルドウォーターの試乗体験会が始まりました!・・・が、乗る人乗る人、あっという間にひっくり返ってしまいます。カヌーの底面がまんまるなため、非常にバランスが悪いのです。まるで丸太に乗っているような感じだったようです。(^^ゞ

 上陸し、後片付けが終わると、いよいよ宴会の始まりです!今回はもちろん、ツーリングよりもこちらがメイン!焼き鳥から始まり、オリジナル創作料理に、釣ったばかりのキス!カレーや天婦羅まで、次から次にすばらしい料理が振舞われました。でも料理のできない僕は、ジャガイモの皮を剥いただけ・・・。なんかいつもいつも、ご馳走してもらってばかりで情けないです。(^^ゞ 僕も何か料理を覚えようかしら。

 宴会も終わりに近づいた頃、やっと瀧さん登場です!もっと早くから、いっしょに飲みたかったのですが、土曜日ということもあり、かなりお忙しかったようです。そんな中、なんと瀧さんはプレゼントイベントを企画してくれました!僕は、瀧さん手作りのパドル型キーホルダーを貰っちゃいました。とっても嬉しかったです。(^-^) 瀧さん、ありがとう!

 その後、眠くなったのでテントで眠りにつきました。しかし、夜の冷え込みを侮ったため、寝袋だけしか持ってこなくて、結構寒かったです。夜中、何度も目がさめました。教訓:4月と言えども、夜は寒いぞ。次は毛布も持ってこよっと。



2001 4/8 三重県・尾鷲市三木里〜熊野市新鹿
パドルコーストツーリング



 今年は3月あたりから、かなりカヤックモードになってきました。しかしあまり最初から飛ばしすぎると、まただらけてしまいそうなので、月2回くらいのペースで継続的に漕ぎたいなあと思っています。(^^ゞ

 いつも古和浦でばかり漕いでいるので、たまには別の場所でも漕ぎたいのですが、行ったことのない場所で漕ぐのは、やはり不安があります。この日は、たまたまパドルコーストの尾鷲ツアーの日でしたので、それなら安心とばかりに申し込むことにしました。
楯ヶ崎前
 朝、尾鷲ドライブインに集合して、ツーリングの内容の確認をします。三木里から新鹿までの片道ツーリングのため、あらかじめ帰りの車を新鹿に回してから、三木里に戻り、出艇しました。風はそんなに強くなかったのですが、やはり尾鷲の海、南島とは全く違います。しかし、吉角さんやスーさんがいっしょなので、とても安心して漕ぐことができました。

 賀田湾を出ると外は、断崖絶壁の柱状節理が続きます。見事な絶壁を見上げつつ、うねりと戦いながら、漕ぎ進みました。今にも崩れてきそうな岩壁の下にもぐる、恐いもの知らずの西山さん。断崖の岩壁は近くで見ると非常に迫力があり、圧倒されました。

 楯ヶ崎をまわり、お昼は二木島湾の中に入り一休み。大きな鳥居が迎えてくれました。さんま寿司や海鮮お味噌汁をいただきました。慣れない波に翻弄されて、ちょっと疲れ気味です。もう少し天気がよければ、気持ちよかったのですが、陸で休んでいると少し肌寒くなってきます。早々に休みを切り上げて、出発しました。
立ち込める雲
 ちょっと食べすぎでお腹が苦しかったですが、みんなに遅れをとりつつも漕ぎ進みました。無理をして飛ばすと、返ってしんどいので、自分なりのペースで漕ぎつづける方が楽しいです。午後は雨もぱらついてきて、かなり波に押されましたが、快適に漕ぐことができました。しかし、さすがに新鹿に到着したときには、疲れがどっと出てきました。車での帰り道がまた長かったですが、次回は天気の良い日にまた漕いでみたいです。


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