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2001 6/3 三重県・南島町贄浦
見江島周遊・洞窟めぐりツーリング

 5月は風邪による体調不良と、本業?のクジラウォッチングが忙しかったため、結局一度もカヤックに乗らずじまいでした。せっかく買った新しいパドル“トルネード”ちゃんも泣いています。(;_;) この日は、最近とっても活動的になってきたクラブ“とびうお”のツーリングに久しぶりに参加することにしました。先月行けなかった分のリベンジです!

 前日は和歌山でクジラ見物でしたので、紀伊長島で車中泊しました。今回のコースは贄浦を出発し、見江島周辺で遊ぼうという計画です。出発場所の「真砂寮」に到着してみると、ほとんど風もなく海は非常に穏やかで、気持ちよく晴れ渡っています。最高のツーリング日和になりました。
穏やかな海
 次々にメンバーが集まり、全部で9人の大所帯になりました!これほどたくさんのメンバーが集まるのも珍しいです。気分も大いに盛り上がり、贄浦を出発です!それにしてもすごいべた凪ぎで、とっても安心して漕げました。トルネードちゃんも、すごく軽くて使いやすいです!(^-^) 

 見江島の周辺にはたくさんの洞窟があり、海が荒れているときに通り抜けるのは非常に危険なのですが、今回みたいな穏やかなときはめったにないので、ぜひみんなで洞窟くぐりに挑戦しようということになりました。最初の洞窟は本当に狭くって、パドルを使って漕ぐことは不可能でした。仕方がないので、手で岩をつかみながら、ようやく脱出できました!おかげで、船やパドルを岩にガリガリとこすりつけてしまいました。(^^ゞ

 洞窟の中は太陽の光が遮られて、とても静かで涼しい感じがします。狭い洞窟に入り込めるのも、カヤックならではの楽しみですね。天井の低い洞窟を抜けたときなんか、なんとタコが岩をよじ登っているシーンに遭遇しました。器用に足を動かして、急な岩をぐいぐいよじ登っていました。しかし、何のためによじ登っていたのかは謎に包まれています。(^^ゞ
“とびうお”の面々
 見江島をぐるっと回り込み、海草の生い茂る静かな入り江でしばし、ぼーっとしました。ちょどお昼になったので、砂浜に上陸です。今回は、知り合いの漁師さんに分けていただいたサザエに、タチウオの干物、豊島シェフ特製のネギバターライスなどが振舞われました。お腹いっぱいで幸せなひとときを過ごしました。

 その後、持参したマスクやシュノーケルを身につけ、シュノーケリングを楽しみました。残念ながら透明度が悪く、あまり見通しは良くなかったですが、いろんな種類の魚達に会えました。海に潜るのもすごく久しぶりで、とっても気持ちよかったです!(^-^)

 せっかく濡れたのだからと、今度はカヤックにまたがり、ロールの練習をすることにしました。1年ぐらい練習してなかったのですが、身体はきちんと覚えてくれていたようで、無事起き上がって来れました。しかし、残念ながら左のロールは未だ出来ません。それにしても、ウェットスーツを着て、水中マスクもつけていれば、ロールの練習も非常に快適ですね〜。(^^ゞ
いざ、洞門へ突入!
 この日のツーリングは、本当に盛りだくさんの内容でした。こんなに楽しい思いをしてしまっては、もうカヤックはやめられません。帰りも洞窟・洞門くぐりを楽しみ、のんびりおしゃべりしながら、贄浦に向かいました。ラッキーなことに、この日僕は、“トビウオ”を2度ほど目撃しました。“とびうお”ツーリングで、“トビウオ”に会えるなんて、何かついていそうな気がします。(^^ゞ 出発地点に到着すると、なんと“さらくわ”の瀧さんが手を振って迎えてくれました。自慢のハーレーが輝いています。本当に充実した一日でした。


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