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LOG BOOK

2008 3/7 沖縄県・慶良間諸島
慶良間ホエールウォッチング&キャンプツーリング(1日目)
トカシク〜アリガー



 シーカヤックを始めた頃からの夢、クジラとの遭遇を果たすべくついに沖縄にやって来ました。パドルコーストの面々と一緒に慶良間周辺でキャンプツーリングを行っているパドリングガイド「漕店」にお世話になりました。海況はまあまあ良さそうで、期待が高まります。果たして念願のクジラとの出会いは叶うのでしょうか?

 まずは那覇の泊港からフェリーけらまで渡嘉敷島に渡ります。海はベタ凪。出港して間もなく船長からのアナウンスがあり、島の近くにクジラがいるので、そちらに向かうとのこと。なんと!フェリーがホエールウォッチング船になってしまいました。他のウォッチング船が集まっている場所に到着すると、フェリーも動きを止めてくれました。小さな子クジラとその親が海面に姿を現し、早々とテンションが上がります。航路を外れてまでクジラを見せてくれるサービスのよさに感動しました!

 渡嘉敷港に到着した後、近くの商店で飲み物を買出し、トカシクビーチに向かいます。3日間のキャンプなのでタンデム3艇にたっぷり荷物を積み込みました。とまりんで買った来たボリュームたっぷりのお弁当を食べたら、いよいよ出発です。島の友人に電話をするとクジラが島の近くにいるという情報を教えてくれました。ブリーフィングを手短に済ませ、クジラの情報があった島の北を目指して一目散に漕ぎ出しました。

 先頭集団がどんどん北に進む中で、ガイドの大城さんのカヤックが後方から慶良間海峡の真ん中の方へ向かっているのに気付きました。何故だろうと不思議に思いつつ、前の人たちの後をついて行ったのですが、しばらくすると大城さんから電話が。なんといきなりクジラを見つけたらしいのです!みんな大急ぎでそちらの方向へ向かいます。しばらく漕ぐと遠くにクジラのブローが見えました!クジラの背中もはっきりと確認でき、小さな子クジラとその母親がすっと海中に姿を消していくのを見送りました。クジラが潜った後にはその部分だけ波のない大きなリングができます。その中をカヤックが入るとクジラの大きさを改めて思い知らされました。

 残念ながらその後クジラたちは泳ぎ去ってしまったようで、再び目にすることはできませんでしたが、初日からクジラに出会えてなんともラッキーな幕開けになりました。その後海が少し荒れてきたので、最初予定していた宿泊地・儀志布島に行くのをやめ、渡嘉敷島のアリガーの辺りでキャンプすることにしました。素潜りセットを持ってきたNさんは、ヤガラを捕まえてきました。美味しい夕食にお腹も気持ちもいっぱいになりました。美しい夕陽を眺めながら明日はどんな出会いが待っているのかと、さらに期待が高まります。


以下の写真は、全てこの日に撮影しました。

渡嘉敷島に渡るフェリーが航路をはずれ、
なんとホエールウォッチング船に早代わり!
初っ端からクジラの親子が出迎えてくれました。
クジラが待ってくれている!ということで
手短に自己紹介とルートの説明を済ませます。
トカシクビーチの海の色は本当に綺麗でした。
曇り空でもこの色。晴れていたら
いったいどんな海の色になるのでしょう?
ガイドの大城さん、いきなりクジラを発見してくれました。
潜った後のリングはカヤックよりも大きい!
初日はそんなに漕がずに渡嘉敷島のアリガーに上陸。
ここでキャンプしました。
とりあえずクジラに会えて満足満足。
明日に期待が膨らみます。




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