朝になってみると雨は上がり、晴れ間も覗いてきました。予想に反して、とてもいい漕ぎ日和にみんな大喜びです。(^^)これなら潮岬を一周できるね！ということになり、西側から順調に漕ぎ始めました。潮岬の灯台の下は美しい岩礁地帯になっていて、カヤックで中まで入っていくことができます。去年もこの灯台の下で写真を撮ったりして遊んだのですが、今年はお昼の休憩もここですることにしました。 　スタッフのいずみちゃんが昼食の準備をしている間、シュノーケリングしたり、岩場を散策したり、釣りをしたりとそれぞれ楽しく遊び、本当にいい場所だね〜とみんなで喜んでいました。瀧さん特製の鯛めしも好評でした。昼食をとりながら海を眺めていると、徐々に波が激しくなってきているなと感じていました。そしていざ出発しようとしたとき・・・ 　焦りました。外からの大きな波が狭い水路の中に入ってくるとすごいパワーとなって押し寄せることがわかりました。到着したときは静かで美しかった水路が、波の力を増幅させる恐怖の水路に変貌してしまいました。隊長が海の様子を調べに行き、どうすれば安全に脱出できるか検討した結果、漕いで脱出するのを断念し、陸路で脱出する判断を下しました。まさか・・・まさかの展開です。（汗） 　しかし運良く近くに道路への抜け道があり、親切な地元の方が車に乗せてくれたりして、なんとか無事にカヤックも私たちも帰ってくることができました。帰り道は漕ぐよりもずっと疲れましたが、これはこれですごく貴重な体験になりました。(^^ゞ　潮岬恐るべし。海を甘く見ちゃいけませんね・・・。

�@　去年と同じく向袋から出発。 予想外の良い天気に気分も盛り上がってきます。	�A　潮岬にたどり着くまでは何もありません。 ひたすら漕いで、はやくウミガメたちに会いたい！
�B　やっと灯台が見えてきました。 途中イワシの大群が飛び跳ねる場面にも遭遇しました。	�C　釣り人がいなければ、この辺りの岩場に 入り込んで漕ぐととても楽しいです。
�D　静かな水路を抜けると灯台の真下に出ます。 まさか後でここが恐怖の水路に変貌するとは…。	�E　ここで休憩して昼食をとることにしました。 遊ぶにはもってこいの本当に素晴らしい場所でした。
�F　昼食後一度は出艇を試みましたが、あえなく断念。 岩に叩きつけられ傷がついたカヤックも出てしまいました。	�G　この波の様子を見てしまうと、 漕いで出て行く勇気もなくなってしまいます。（汗）