五線譜1

夢列車オリジナルソング


優しい空

作詞 かず ゆうみ 作曲 かず
透きとおる蒼に
君はぼくを ぼくは君を想えば
ほら 優しい空が
いつでもふたりを結んでくれる気がした

空高く翼広げて
あの雲の隙間からこぼれ射す光の中
明日行きの風に乗って
あの雲の向こう側の君のいる街へと向けて
真直ぐに飛びたい

忙しさに追われ
誰もが忘れかけているけど
ほら 見上げてみて夜空を
いつでもこんな傍にある奇跡に気づくよ

空高く咲き乱れて
色づく花びらに触れないようにすり抜けて
どこまでも 星降る夜を
揺れるネオンの海を遥か下に見下ろしながら
真直ぐに飛びたい

寂しさ募る日も
さあ 手を伸ばして!

空高く翼広げて
あの雲の隙間からこぼれ射す光の中
明日行きの風に乗って
あの雲の向こう側のもうひとつの世界を目指し
真直ぐに
どこまでも優しい空は
時に涙流して触れ合う肌を濡らすけど
その赤く染まった頬で
ふたりの物語を照らしてくれますように
いつも いつの日も




ある日の決心

作詞・作曲 ひで
朝からゴロゴロしてさ
お前はどうしたんだい?
本当は行きたいんだろ
お前が見ていた夢さ

あいつなんかに気を遣ってちゃ
熱い想い置き忘れたの

欲しいものがあるならば
喰らいついてみろ
皆それが欲しいから
もがいているのさ きっと!

そろそろ時間がないぜ
昨日のお前を捨てろ
ゴールはすぐ側にある
わざわざ遠回りかい?

いつまでも頭の中じゃ
誰一人味方にできない

今この瞬間からさ
先へ続く道
一秒を惜しむくらい
走りつづけろ

欲しいものがあるならば
喰らいついてみろ
一秒を惜しむくらい
走りつづけろ!




過ぎゆく時間

作詞 ひで 作曲 ひで
あんまりにも時間が過ぎて忘れたから
そんなにも目を背けずに笑ってほしい

あの時の凍える寒さ覚えている
夜の街頭詰まった言葉気になるまま

見掛けたよ晴れた日だった
銀色に光る自転車

再びあの場所に立つのが怖くて
僕は進めないまま
陽が落ちて 陽が昇る・・・

あんまりにも近すぎるから忘れられない
こんなままで終わらせることできるはずがない

夢で見た自転車には
読まれることのない置き手紙

今でも迷ってる情けない姿だけど
これが全てだから
また陽が落ちて また陽が昇る・・・




彼と彼女の距離

作詞 ひで 作曲 ひで
改札口を出て歩き出した午後は
見馴れた街並みもにぎやかさ増す
いつもの裏通りふと目が合った子供
微笑み返すから思わず走る

まだ誰一人気付かない ハチミツ色の懐かしいざらつき

彼と彼女の関係はまだ105cm
アクセル踏む足に響く加速感
待ち合わせた駅はいつも空の青
涼しげな顔を見せた金曜日

不意に鳴った電話予定外の道へ
時計に目を配り足早に急ぐ

もう誰一人止められない 脈拍を「グッ」と風に合わせるように

彼と彼女の関係はまだ105cm
熱っぽさを増した日差し加速中
待ち合わせた駅はいつも空の青
目に映る街もいつも空の青

あなたと私の間にはレモンの香りだけ
首を傾げた地球が微笑むよ

彼と彼女の関係はもう105cm
交わす言葉はいつも変わらない
待ち合わせた駅は今日も空の青
靴紐を「ギュッ」と締めて歩き出す


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