水


LOG BOOK

2001 7/8 三重県・南島町古和浦
のんびり座佐ツーリング&なんちゃってサーフィン

 なんと、またしても1ヶ月ぶりのシーカヤック!もうすぐ神島だというのに、このままではいけないと思い、涙をのんでクジラを休み、さらくわにやって来ました。この日のロッジさらくわは、本当に大賑わいでした。とにかく初心者講習の人数が半端じゃない!いつもいっしょに漕ぎに行く中村さんや豊島さんも講師に駆り出されておりました。
岩の間を進むカヤック
 というわけで、遊び組は僕と暮野さんと渡辺さんの3人で出発しました。湾の中は非常に静かで、久しぶりのパドルの感触と海風がとっても心地よかったです。古和浦湾の入り口まで出て、少し波があるようでしたので外には出ずに、代わりになんちゃってサーフィン大会に突入しました。とは言っても、本当になんちゃってで、波に乗れているのかどうかすら分からず、すぐに飽きてしまったのでした。(^^ゞ

 お昼は座佐に上陸。コンビニの冷やし中華などをすすりました。浜でじーっとお昼寝するのも気持ちいいですが、もはや夏のような暑さ。ちゃっかりシュノーケリングの道具を持参してきた僕は、座佐の砂浜でちゃぷちゃぷ遊んでおりました。砂浜のところにも、意外とたくさんの生き物がいることに驚き!特に青いスズメダイの大きなやつが30匹くらい群れになっていて、とっても美しかったです。

 途中、カヤック仲間の船井さんとジミーちゃんも登場して、本当にのんびりと休憩しました。3時頃になって座佐を出発。ひたすらのんびりとさらくわの方に向かって戻りました。途中で講習が終わった豊島さんとすれ違いました。湾口でサーフィン遊びをする模様。こちらはきっと本格派サーフィンだったことでしょう。(^^ゞ座佐からの眺め

 さらくわ近くまで来ると、まだ初心者講習のみなさんがゆっくりとカヤックを楽しんでしました。そんな中、ラブラブカヤックレッスン中の西山ご夫妻にも出会いました。僕も結婚したら、嫁さんとカヤックしたいかも・・・。さて、静かな湾の底には珍しい生き物が寝そべっておりました。エイです。こんな近くにエイがいるなんて全然知らなかった〜。また楽しみがひとつ増えました。

 帰りは、さらにゆっくりと水中観察しながら、さらくわへ。ほとんどミズクラゲで埋め尽くされている場所もあって、古和浦は様々な生き物達の宝庫だということをあらためて感じさせられました。すこしゆっくりカヤックを漕いで、まわりをじっくり眺めてみるのも面白いものですね。



2001 7/14 三重県・伊勢市宮川下流
伊勢奉納花見物ナイトツーリング



 伊勢の宮川で毎年花火大会が行われるのですが、この花火大会をカヤックに乗りながら見物しようという企画を“とびうお”の豊島さんが立ててくれました。カヤックを川で漕ぐのは初めてで、おまけに夜漕ぐのも初めてで少し不安でしたが、みんなで行くのでまあ大丈夫だろうと思いました。

 川に浮かぶと、やはり目線が低いため、いつもの景色とは違って見えます。河口付近から出発なので川幅が広く、水の流れも穏やかでした。漕いでいると、ときどきバチャンと音を立てながら、魚が飛び跳ねていました。きっとボラかなにかだったのでしょう。あちこちで跳んでいました。

 下流の方から川をさかのぼって進むため、行きは流れに逆らってちょっとしんどい場所もありました。最近雨があまり降らないので、川の水量が少なく、パドルを横にしないと漕げない場所が多かったです。みんなの進むスピードが結構速く、僕と某ボノ氏は、文句を言いながらみんなの後を必死に追いかけるのでした。(^^ゞ

 それでもしばらく漕ぐと、もう花火が上がり始めます。カヤックに乗りながら、花火を見るなんて、なかなか粋な感じがしません?まず花火が大きく広がり、その後でドーン!という音が前から響いてきます。じつは花火を見るのもすごく久しぶりで、ちょっとじ〜んときてしまいました。(^^)

 途中水がひいて、カヤックから降りて引っ張らないと行けない場所もありましたが、なんとか約40分漕ぎ切り、打ち上げ場所の間近まで来ることができました。川の土手や川原は見物のお客さんでとても混雑していましたが、カヤックに乗っている僕達はとてもゆったりと花火を眺められました。まさに特等席という感じでした。

 みんなで持ち寄ったおつまみをつまみながら、お酒を飲み花火を見物する。とっても贅沢なツーリングでした。こういうカヤックの使い方もあるんだなあと感心させられました。花火も本当にすばらしく、これはぜひまた来年もやってみたいと思いました。

 帰りは下りなので結構早かったです。真っ暗になっていて前の人がわかりにくく、少し不安も覚えましたが、無事出発場所に到着しました。それにしても真っ暗になると景色が全く分からないので、どこで上陸したらいいのか僕には全くわかりませんでした。ちゃんと目印を憶えておく必要がありますね。ともあれ、こんなすばらしい企画を立ててくれた豊島さんに大感謝です!


トップへ シーカヤッキング トップへ LOG BOOK トップへ

水
inserted by FC2 system